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06年12月3日(日)に高砂市教育委員会の主催で開催された「竜山石フォーラム・竜山石を語ろう2006〜石の文化とまちづくり〜」に、私たちの「石の街並み景観を守る。創る。」を事例報告として参加しました。
竜山石ってご存知ですか?実は私も知らなかったのですが「石宝殿の石」です。「黄」「青」「赤」の3色あり、御影石と違って加工のしやすい石です。 |
この3枚の石は見学コースにあった「松下石材店」さんに無理をいって頂いたものです。写真では実物の柔らかい雰囲気が伝わりにくいかもしれません。
手に取った時、何ともいえない「親しみ」を感じました。それもそのはず、「旧乾邸」のエントランスに使われている石なのです。 |
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旧乾邸、エントランスから勝手口を見る(竜山石・黄) |
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見学コースの辻々には、ボランティアの方々が立たれ案内をされています。
昼からの「基調講演」「事例報告」「討論会」にも、多く参加があり真剣に話を聞かれていました。来年には「市民の手による石のまちづくり」が実現できる。と思えるほどの熱気のあるフォーラムでした。 |
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竜山石フォーラム(会場:ふれあいの郷生石) |
開催趣旨 |
古くから人々が興味を抱いていた「石宝殿」を深く掘り下げるとともに「石の文化」に焦点をあてた、まちづくりの取り組み先進事例をもとに検討し、竜山石の歴史の再認識と新たな価値の創造を通して、竜山石の保存と活用に取り組み、まちづくりに活かして行く。 |
1部 |
9時30分〜12時 |
展示 |
会場内で、石宝殿の3次元映像や小学生のよる竜山石作品、竜山の絵画・写真、石材解説などを展示。 |
遺跡
見学会 |
会場周辺の、石宝殿や復元制作中の石棺などの見学を行う |
2部 |
13時〜15時30分 |
基調講演 |
竜山石、大きな石宝殿と小さな石棺 |
真壁葭子氏 |
倉敷考古館 |
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事例報告 |
石の文化とまちづくり |
三宅正弘氏 |
武庫川女子大学 |
水俣市石積み教室を通して |
沢畑享氏 |
水俣市愛林館館長 |
石の街並み景観を守る。創る。
〜六甲御影石〜 |
坂田登 |
CC愛編集室 |
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討論会 |
石を活かしたまちづくり〜竜山石の活用にむけて〜
北垣聡一郎氏(元東大阪短期大学教授、喜始彦明氏(高砂市文化財審議委員会委員長)、間壁葭子氏、三宅正弘氏、沢畑享氏、坂田登 |
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