石の街並み｜香雪美術館・御影塀の完成

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（2008年7月18日撮影）

香雪美術館の御影塀は6月中に出来上がっていたが、道路にあるプレートがジャマで撮影を待っていたのだが当分無理なようなので撮影をした。先日梅雨明けをしたからか、香雪の森では多くのセミの声。昔は私の家でも、朝早くからセミの声で起こされたものだが、今は無い。木々が減ったということか。しかし、淡いピンクの御影石と緑の自然のコントラストが美しい。この地域ではこの美しさは当たり前だったが、こちらも最近は少なくなった。



小さな御影石で組まれた門柱は、昔のものがそのまま使われた。このような細かな仕事ができる職人がいなくなり、今では造れない。と聞いた。昔からあった木々の多くは、工事中は一時的に避難し、今はほとんどが元に戻されている。



白い御影塀と緑の森。このコントラストをより引き立てる瓦屋根。昔はこのような御影石を使った塀がほとんどで、塀でできた路地をよく散歩した。







手前の公園には水が流れ、ゆっくりと落着いた雰囲気だ。写真の左にちょっと見えているが、中国の石が使われている。どうせなら地元の御影石を使ってほしかった。



御影石を積んだ塀と洋館。御影石の白さが洋館を受け入れているようだ。阪神間モダニズムができた要因に、地域の資源「御影石」がある。と考えが至るのも不思議ではない。

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